肘内障で立ちしょん②
無事に立ちしょんが終わり、急いで病院へ向かう準備中💨
パパは罪悪感でテンションだだ下がり&焦りまくって空回り。
パ「早く!急いで!俺らはもういつでも出れるから!」と
JJを抱っこしているパパの足元は素足にサンダル(笑)
突っ込みたくなる気持ちを抑えて急いで準備して出発🚙
病院まで10分くらい、私が運転してる間中ずっとJJにノンタンの本を読んであげているパパ。
その間JJは意外に元気で、キャッキャ言っている。
ねぇ、ほんとに亜脱臼してる?
もう治ってるんじゃないの?
と半信半疑で久々の薄暗い道を緊張しながら運転する私🚙
いつもなら私の運転に煩く口出すパパも今回ばかりはJJに夢中で本を読み続ける。
よーし!ついた!
急いで車から降り、病院入って受付探し~
そして受付についた途端、何かを察知したのか大声で泣き出すJJ
でも黒人の受付のおばちゃんがとーっても優しくて
おばちゃんが「Hi, Sweetie💛」
っていうとピタリと泣き止む
マスクしていても人柄の良さってわかるもんだな~
子供は特にそういうのわかるのかな~
受付「パパかママ、どっちか一人しか診察室に入れないわよ!」
てことで
私が行こうか?(パパ心配だし)
パ「え?大丈夫?ほんとに?」
うん、全然大丈夫よー
パ「うーん、、、、よろしく」
おうおう、私をなめるでないよ!
出産した時の英語のやりとりだって出来たじゃないか!
今回はただの亜脱臼だ、帝王切開に比べたらなんてことない
という自信はあっても泣きわめくあばれるJJを抱っし歩くのは本当に大変だった( ;∀;)
最初に受付のおばちゃんに案内されてJJを体重計に乗せた。
JJの頭と足が体重計から大幅にはみ出て、しかもあばれた状態で10.8キロ
受付「あ~10.8キロか、、、うん、、、降ろして大丈夫よ!」
うんうん、こんなもんだよね、アメリカ。
もう一回やり直そうとか絶対言わない。
自分の体重ならまだしもJJの体重だし、私もそんなに気にしない。
診察室ついて、ナースから問診受けた後、SPO2を測る時。
ナース「ここの赤い光の上に指を置いてね~」
と優しく言われても
暴れ狂い断固拒否するJJ
JJ「むこーむこーやだやだー!!!!!!」
(出口を指さしながら)向こうに帰る、ここはやだーと言ってる
仕方がないから
"おたすけこびと”の絵本に出てくるケーキをオーブンに入れるシーンでオーブンの赤いボタンをピッと押す場面を連想させ
ママ「オーブンのボタンみたいだね!ママ押してみよ~」
「ピッ!!!!!!」
するとナースも真似して
ナース「ピッ!!!!」
するとJJも真似して
JJ「。。。。ピ」
「Good job!!!!」
JJの指を逃がさんばいと速攻でベルトを巻き付けるナース。
放心状態のJJ
※私からJJへの声掛けは日本語だからナースは私たちの会話をわかっていないんだけど、それでも奇跡的に三人の共通言語が「ピ」となった瞬間、なんともいえない感動を味わった。起点のきくナースさんだった。
そしてその後ナースプラクティショナー(先生)が来て、JJの左腕を評価したときにはもうJJ自身で腕を90度くらい挙上できるようになっていた。
先生から再度、詳しく問診を受ける。
先生「どうしてJJのパパはJJの腕を引っ張ったの?」
WHY?から始まる質問だった
あ~きっと虐待じゃないということを確かめたかったのかな?
かくかくしかじか~答えたところ
先生「念のためレントゲンとりますね」
ということで
また泣き暴れるJJを抱っこして移動。
その間ナースステーションの前を通ったら
みんなに「Oh, Sweetie,これ持って行っていいわよ~」と
雪だるまの人形を渡される。
そしてこの雪だるまをJJの正面に置いた状態でレントゲン撮影開始。
途中、泣いたり、じーっと⛄を見たり、また泣いたりと。。。。
無事に終わって、また診察室戻って、先生から再度評価をしてもらうと
先生「ほら!このシール欲しいかな?」
モンスタートラックのシールを持ってきてくれた。
JJ「はい!!!!!」
先生「じゃあこのシールにタッチできる?」
JJ「はい!!!!!!」
しかし全く手を出さないJJ。
きっと
Do you want-?の英語はわかっても
Can you-?はまだわかってないのかもしれない
JJはNOは言えるけど、Yesの時はいつも日本語で「はい」と答える。
先生たちも、JJの言う「はい」がYESということはわかってないはずなんだけど、それでもこのやり取りがたまに上手くいったりして(´▽`)見ていてすごく面白かった。
そんなこんなでJJの腕は徐々に挙がっていき、、、、
最終的に120度くらいまで腕が挙がったところで
先生「よし、大丈夫ね、レントゲンも異常ないし、もう亜脱臼は治ってるわね」
「痛みは今晩、明日まで続くかもしれないから、痛くて眠れなそうならイブプロフェン飲ませてね」
~終了~
また親子で一つ経験値があがった✊やったね
そして家に戻ったら、普通にレゴで遊びはじめ
ちょっと経ったら
JJ「シシ!!!!」
立ちしょん台での立ちしょん、無事に左手もチンに添えられましたとさ。
めでたし、めでたし。
しかしけっこー疲れた。
何が疲れたって、
パパの下がりに下がったテンションを上げるのに一番労力を使った。
誰のせいでもないんだから、よくあることなんだから気にしなくていいのさ✊
元気をお出しよ~!!!