キトンの涙
昨日のジムの帰り、ちょうどアパートに戻って来たところで
JJのお友達、キトンのママに遭遇💨
今年いよいよ日本に帰るのよ~なんて話をした。
緊急事態宣言が出るもっと前、
キトン達と出会ったばかりのまだお友達じゃなかった頃。
アドレスを交換しようとキトンのママに会いに行こうとしたら不在で、
代わりにジジババがドアを開けてくれた。
それも恐る恐る、ほんのちょっとだけドアを開けてくれて
「English, English」と言いながら両手で✖マークを作っていた。
でも英語わからないのに、ベビーカーに乗ったままのJJに一生懸命中国語で声かけてくれたり、英語で唯一「Cute」と言ってくれて嬉しかったのを覚えている。
そこで私のアドレスを書いた紙だけお渡しして以降、交流が始まった。
キトンは昨年の緊急事態宣言が出てから一度も外出しておらず
お外遊びはもっぱらベランダだ。
いつも私とJJが外出するときに、キトンがベランダでジジババと遊んでいるのが見えるとお互いに手を振ったり、ちょっとした挨拶を交わしていた。
ーキトンとの去年の思い出ー
緊急事態宣言が出るちょいと前、初めて一緒に図書館のストーリータイムへ行き、JJはハイハイで綺麗とはいえない床を駆け回り、キトンはそれを見て笑いながらパズルしたり本読んだり。初めて一緒に写真を撮った。
今度はお家で遊ぼうね~なんて言ってたらそんなこと出来なくなってしまったね。
規制が緩くなった夏
JJが毎日のようにアパートの周りでセミ観察していると、キトンがベランダから「JJ、JJ !!!」と一生懸命大きな声で叫び、JJは小さく手を振り応答するというかんじ。
秋
アパートの周りで落ち葉集め&落ち葉飛ばししたり、ストライダー乗って遊んでると、またジジババとベランダで遊ぶキトンが「JJ, bicycle, JJ, bicycle!!」って指さして手を振ってくれて、私が集めた落ち葉をバッサーと上に舞い上げると甲高い声で嬉しそうに笑ったり、ほんとに可愛いキトン。
ハロウィンは一緒にできなかったけど、キトンの住む部屋まで行って遠目に話して、キトンのママがJJにキャンディーと日焼け止めくれたね。キトンのママが「JJはよくお外で遊んでるからこれ使って」と。「キトンは今年はあまり外に出れないから」って。
冬
外でソリ遊び、雪だるま作ってると「JJ !! sleigh !!」とまたまたベランダから叫ぶキトン。いっつも笑顔ニコニコで、何回もJJ、JJって叫ぶ。
この頃からかな、JJもアパートの通路からキトンの声が聞こえるとキトンの部屋のドアを指さして、ママに「キトンがいるよ」と教えるようになったね。ちょっとお友達意識が始まったよう。
そして先日
ベランダごしに喋ったキトンは、母国語の中国語がだいぶ強くなってきたようで英語じゃなくて中国語でJJに話しかけるようになっていた。
そして反対に全く英語が喋れなかったおばあちゃんがキトンの隣で「How are you, How are you」と教えて、JJにHow are you?って聞きなさいとアドバイスしていた。
おばあちゃん、きっとお家の中で一生懸命英語勉強してたのかもしれない。
そして昨晩、キトンのママから連絡がきた。
「JJが今年日本に帰ることを伝えたら、キトン、泣いちゃったのよ」
「泣くと思ってなくてびっくりしたのよ、キトンはJJのことがすごく好きなのよ」
「新しい日本での生活がHappyになるように願っているわ」
なっ
キトン泣いちゃったの~
それ聞いてこっちも泣いちゃうよね。
一緒に遊べなくったって、ベランダ越しだって
この一年ほぼ顔合わせてたもんね
本人達の中では一緒に遊んでいる
という感覚だったのかもしれない。
3歳って、お友達が引っ越しちゃうことが理解できるんだなあ。
JJのために泣いてくれてありがとう。
よし
次にベランダ越しの会話をするときは
なにか一つ中国語の挨拶をトライしてみよう
まずは
「早上好」!!!!!!